偏食オタクの雑記ブログ

コスメ、嵐(アイドル)、ゲーム等についての雑記ブログ

【ゲスト:さいとうなおきさん】舞台 カタシロRebuild 浸蝕06の感想殴り書き

※本記事は、TRPG「カタシロ」及び舞台「カタシロRebuild」「カタシロRebuild 浸蝕」のネタバレを含みますのでご注意ください。

 

どうも、偏食オタクです。

今回の記事は、「カタシロRebuild 浸蝕」をご覧になった方向けの記事となっております。

2/4(金)よりYouTubeでの配信が始まりました「カタシロRebuild 浸蝕」。私は基本、リアルタイムで視聴しております。(仕事の都合上、平日の昼公演はリアタイ視聴できないけど)

「カタシロRebuild 浸蝕」。前回の「カタシロRebuild」から良い所は引き継ぎつつパワーアップして帰ってきていました。という事で、各回の感想を記載していきます。

 

今回私が見たのは、こちら

舞台『カタシロRebuild 侵蝕』06 #カタシロリビルド - YouTube

 

 

カタシロRebuild 浸蝕06の出演者

マコト役:さいとうなおきさん

医者役:ディズムさん

アユム役:ななひらさん

 

カタシロRebuildとカタシロRebuild 浸蝕の違いについての感想は、こちらの記事に記載しています。

hensyoku-otaku.hatenablog.jp

カタシロRebuild 浸蝕06【さいとうなおきさん】回の感想

6回目のゲストはさいとうなおきさんでした。さいとうなおきさんは、存じ上げておりました。ポケモンカードのイラストなども担当されている、イラストレーターさんです。でも、YouTuberもされているのは知りませんでした。単純にイラスト書くだけではなく、発信することにも長けている方なんですね!!!!イラストレーターさんからどんなお話が聞けるのかとっても楽しみでした。

Day1昼

冒頭にMCと医者が手を拘束する時にしまどりるさんが言った「これが神絵師の右腕だぞ、みんな」で、さっそく笑いました。

何か覚えているか、と医者に聞かれた際に「子供が1人いました」とお答えになられたので、すごく楽しみになりました。3日間で行われる質問や、最後の選択をする際、自分に子供がいるかいないかでも考え方が変わると思います。

医者とマコトの会話の中で、帽子を大事そうに手に持っていた事になったさいとうさんも可愛いし、帽子をかぶせてくれた事になった医者も可愛い。
「これを取ったら禿げてるのかもしれない」で笑いました。

囚人のジレンマでは、黙秘をした理由を聞かれた際に、さいとうさんが「なんでだろ?」と言ったのが面白かったです。事前に考える時間があるので、すんなり理由を述べる人が多いから、答えたものの理由がすぐ浮かばない人は珍しい気がしました。直感重視の方なのかな?

信頼関係があることを前提にしていたとの事なので、すごく優しい人なんだろうな、と思いました。

信頼した理由に「あまりにも声がよかったので」と答えたのは面白かったです。確かに声いいけど、それ以上に仮面の不気味さが勝ちそうなんだけどな。

医者の「信頼できるかどうかのゲームと捉えた」という表現は、すごくわかりやすかったです。確かに、囚人のジレンマは色んな見方・考え方ができるけど、さいとうさんの中では、信頼関係が大事な部分だったんですね。私はやっぱり刑期が気になってしまうので、人それぞれ考え方が違って興味深かったです。

「10年塀の中に閉じ込められたら、子供に会えなくなるなあ」というセリフは、印象的でした。親ならではの目線だなあ。私自身には、まだ子供がいないのですが、子供がいる方にとっては、やっぱり子供の存在ってとっても大切なんですね

医者に「では、明日、明後日と治療をしていこう」と言われた時に、「何の治療をするんですか?」とさいとうさんが言ったので、かなり医者に不信感を抱いているんだなと感じました。自分の身体を変にいじられたくない感じが初日から既に出ていて、勘が鋭いなと思いました。(実際この後もめちゃめちゃ鋭かった。)

Day1夜

「こーんこーんこーん。入ってますか~?」は笑っちゃいました。トイレか(笑)
でも、すっごく可愛いアユムちゃんでした。
可愛いアユムちゃんに最初、敬語で話すさいとうさん、すっごく丁寧だけど、ちょっとまだ警戒モードが残っているような印象もしました。

アユムちゃんに囚人のジレンマの件を、「でも、さっき軽く(ぱぱに)騙されたんだよな」って話しちゃうさいとうさん面白かったです。子供相手にその話しちゃうんだね(笑)

アユムちゃんと話しているうちに、自然とさいとうさんの話し方もため口になっていて、アユムちゃんうまいなあ~と思いました。相手が警戒モードでもしっかり仲良くなりにいけるのすごい!!!

 

Day2昼

目の調子が悪い事にすぐ気が付くの、冷静に観察できてるなーと思いました。イラストレーターさんだから、細かい所にも敏感に気づくのかな?あと、あまり深く考えず思ったことはすぐに言っちゃう人なのかなという印象を受けました。

医者が、さいとうさんに「手に違和感は?」手の調子を聞くところが怖かったです。(暗に手が大丈夫なら、機械の身体でも大丈夫だよね?と言われているような感じがしました。)

身体の調子を聞くときに「帽子に違和感は?」と帽子の調子も尋ねる医者が可愛かった。そこもしっかり確認してくれるんだね(笑)

テセウスの船では、即答で「いえない(同一ではない)」と言ったのが印象的でした。確かに、物質の観点で言えば違うのは明らかだもんね。
医者の「印象とか感覚で何かをつかんでいる」という言葉は全くその通りだと思いました。

嫌な予感がする、と言ってテセウスの船と工具を紐づけたのが鋭いと思いました。
医者が「何と何を入れ替えるんだ」と尋ねて、「僕」と答えたのも全く持ってその通りで、もう核心に迫っていて驚きました。
ちっちゃい可愛い生き物ポケモンの事なのかな?さいとうさんのイラストはポケモンもトレーナーもすごくかわいいんだよね。

医者が「君と何かを置き換えたとしよう」「何と置き換えると思う?」と聞いたときに「脳みそを入れ替えたりとか」と自分から持ち出したさいとうさんめっちゃ鋭くてびっくりしました。実はシナリオ知っているのか?と思ってしまうほど鋭かったです。

人間なら答えが難しいのはどうして?と聞かれた時に「やっぱり自分事になるから」と言ったのもすごい。カタシロはまさにそういう話だもんね。この時点で自分事と思っているのは、かなり早いのではないかと思います。とても察しが良い。

「これから何かしたりなんて、しないよ」という医者のセリフは嘘は言ってないけど、ずるいなーと思いました。

医者に、脳を入れ替えた時にどちらが本体かと聞かれて、脳がある方が割合的には大きいと答えたのも、面白かったです。どっちと明確に答えるというより、どちらかと言えばという考え方なんですね。

ヒビチンってそんなに目立つ感じで置かれていたのだろうか(笑)ちなみに正しくは「ヒビテン」で殺菌消毒薬の事みたいです。

 

探索パートで、患者リストを見つけた際に、適正率という言葉から「やっぱなんか入れ替えられそうな気がする」と言ったのは鋭いと思いました。感覚的にも鋭いし、集まった情報を正しく分析していて、素晴らしかったです。セキュリティボックスでバースデイと書いてあるのを見つけた時も、すぐに「娘さんの誕生日」とつぶやいていて、鋭いし頭も良いしすごい人だなと思いました。イラスト描く以外にも色んな才能をお持ちの方なんだなぁ。

 

Day2夜

セキュリティボックスの事も、銃のこともアユムちゃんに言っちゃうさいとうさん面白かったです。
「これ(銃)欲しいなあ」って言うさいとうさんと「え、私のだったらさぁ、取らないでよー!!!!」っていうアユムちゃん可愛いかったです。好き。

患者リストに載ってた人数だけ、患者がここに来ている事に気づいた時に、さいとうさんが「何でもないんだ」って誤魔化してて、そこはアユムちゃんに隠してくれるんだなぁと思いました。

Day3昼

ここに来た人は全員記憶が無いという話の中で、「あなたがもしかして記憶を消してたり?」とさいとうさんが言ったのは、これまた鋭いと思いました。

「だれかとの適性をみられている」
「適正にあってないから、記憶を戻して返す」
「船の話があったじゃないですか、身体の適正なのかな」
「事故で動けない娘さんがいますよね」
すごすぎる。全部あっている。鋭すぎる。

でもそこで、「アユムちゃん声可愛いし、男と入れ替わって欲しくないしな」と思いとどまったのが面白かったです。このセリフを聞いた時の医者はどんな気持ちなんだろうか...父親ならではの話でよかったです。

銃の話も素直に医者に話していて、本当になんでも話しちゃう人だな、と思いました。舞台的には話してくれるほうがいいので、とても良かったです。

臓器くじの話では、「くじで殺されるの僕なんですよね」「嫌です」と完全に、自分事として話していて、印象的でした。

客観的に見てと言われた際に、さいとうさんが言った、図で示されると、多数が助かる方が良いように見えるが、誰が死んで誰が助かるのかという所と切り離せない。」という意見は全くその通りだと思いました。そして説明がとてもわかりやすかったです。YouTuberされているのにも納得です。

さいとうさんが「僕こういうの当たる自信があるので」「厄年だから、こういうの当たりそう」と言ったのがちょっとおもしろかったです。だとしたら厄が重すぎる。

さいとうさんの「子供にもう一回会いたいと思っちゃう」と言ったのに対して医者の「私も会いたいよ」と言ったのが辛かったです。これは完全に、臓器くじの話ではなく元気になったアユムに会いたいって事だよね...

そして、そこにしっかり気づいたさいとうさんがマジですごかった。「私も会いたいから、臓器ください的なことですよね、この誘導尋問は」というセリフはすごい。その通りです。もう、お話ではなく、誘導尋問って感じてしまってるんだね(笑)

医者の「この後、退院だ」がめちゃめちゃ怖かったです。
そして、さいとうさんの「僕は僕じゃ無くなるけど退院できるとかそういう話?」について、めちゃめちゃびっくりしました。え?!そこまでわかってるのという感想しかでてこないです。すべてお見通しですね。今までの情報をすべて整理して、確実に結論に辿り着いている。勘が鋭くてものすごく論理的、あまりにもすごいです。もうこの後起こる事ほぼほぼ全部さいとうさんの口から出てるやん。

あまりにも、核心についているので、もうそのままアユムちゃんの部屋に誘導する医者。この展開初めてでは?こりゃ、ものすごい事になってきたなと思いました。

 

隣の病室へ

病室に入ってからの、
「髪はないよ」
「これがアユムちゃんなのかな」
「髪どころか、もう脳みそだよ君」
とか全部言っちゃうの酷すぎて笑っちゃいました。面白かった。全部口に出ちゃうやん。

たぶんそんなこと言われるなんて思ってなかっただろうななひらさんがしっかり対応できるのすごかったです。アドリブの演技すごすぎました...
そして、その後のアユムちゃんの「パパが言うなら、信じる」が可愛いすぎました。

横たわる身体が「君の元の身体だ」と医者に言われた時のさいとうさんのリアクションがよかったです。さすがに入れ替え済みとは思わないよね。

適正率の理解もはやくて、やっぱりすごく頭いい人だ!!!と思いました。

機械の身体を快適に感じているの、ごい前向でちょっと笑っちゃいました。

落雷の話で、さいとうさんの「落雷じゃなくて、やりましたね」の言い方が面白かったです。シリアスなシーンだけど、ちょっと和やかな感じで話が進むのが、さいとうさん独特の雰囲気な気がして、とても良かったです。

「どうしても会いたいんだ」という医者のセリフがいいし「僕も会いたいしなあ」というさいとうさんも良い。子供がいると選択の判断基準も大きく変わるよなぁ。

「娘さんは、この機械の身体には入れないんですか?」という質問がすっと出てくるのも頭がいいなと思いました。状況の理解と整理がとても速い。

「この機械の身体はつくれたんですよね?じゃあ3年でだめになっても継ぎ足し継ぎ足しでいけますよね?」も頭いい。すごく合理的に考えていますよね。お互いにとって最適な解を模索されている印象でした。

「取引しません?」という言い方とても良かったです。医者の言いなりになってどちらかを選択するだけではなくて、自分の希望も伝えるのは、聞いていて面白かったです。

入れ替え入れ替えでつないでいく技術ができたら身体を譲るというのはとても合理的提案に感じました。確かに医者は、マコトを生かしたい気持ちが残っているなら、そのくらいやらなきゃいけないよね。

「そっち(機械の身体になる)のほうが、ちょっとワクワクする」
「パーツをつけたり、一瞬でインプットできたりするかもしれないし」
という言葉はクリエイターさんらしいと思いました。状況を前向きに
発想するのが素晴らしい。これが神絵師の発想力か~。

おじさんの身体だったとしても娘の歩く姿が見たいという医者に対して、「狂ってますね完全に。それは完全に間違ってますよ」とはっきり言ったのが印象的でした。確かにどれだけ愛していても、外見が変わった時色んな問題に直面することは避けられない気がするなぁ。

最後に医者に契約書用意させるのちょっと面白かったです。ちゃっかりしてる(笑)

最後の「意外とこっちの身体の方が快適かもなあ」も良かったです。あれだけ医者を警戒していたけど、選択はとっても前向きで、良いエンディングでした。

カタシロRebuild 浸蝕06【さいとうなおきさん】回のまとめ

とにかく、さいとうさんの洞察力・論理的思考・情報整理がすごすぎて、びっくりでした。1日目から3日目まで必要な情報をしっかり集めて、しかも正しく整理・推察していく。様々な能力に長けていて、観ている側としてはとても面白いカタシロでした。イラストレーターさんっぽい思考や発想もお話の中で垣間見えて、新しい発見のある素晴らしい回だったと思います。さいとうさんがしっかり真相を追求した結果、ちょっと怖い医者も見られて大満足のカタシロでした。